医療職である作業療法士は誰を支援するのか

医療職である作業療法士の支援の対象となる人は、したいことができない人、したいことはできるがうまくいかない人、することがみつけられない人、しなければならないことが多すぎる人など様々です。
多くの作業療法士は医療職として疾患や障害のある人の支援をおこないます。
しかし、作業療法の対象となるのは必ずしも疾患や障害を抱えている人ばかりではありません。
たとえば、仕事一筋できた人が定年後、人生の目的や意味を感じられなくなったり、子どもが独立したことでやるべきことがみつからない人というのは多いです。
高齢者の場合、病気にはなっていないけど、加齢に伴ってそれまでになってきた役割をやめることで、自分の支えとなる作業を失ってしまう人が少なくありません。
このように、作業に問題がある状態が長く続くと、精神的にも身体的にも能力が低下し病気になるケースも多いです。
そのため、健康でも作業に問題があるという人にも近年、かかわりを持つようになっています。